歯周病・歯槽膿漏の直接的な原因は、細菌と言われています。
それらの細菌が住みつきやすい口の中の環境が遺伝される可能性は十分考えられるのですが、現在の段階では直接的な関係があるという結論を出せるだけの研究成果は、まだ出ていません。
歯周病・歯槽膿漏の直接的な原因は、細菌と言われています。それらの細菌が住みつきやすい口の中の環境が遺伝される可能性は十分考えられるのですが、現在の段階では直接的な関係があるという結論を出せるだけの研究成果は、まだ出ていません。
「歯をよく磨いても歯周病・歯槽膿漏や虫歯になる人もいれば、まったく歯に関心がなくてブラッシングさえしないにも関わらず、歯周病・歯槽膿漏にも虫歯にもならない人もいる。
さきほど、「歯周病・歯槽膿漏の原因は細菌」と書きましたが、実はその歯周病・歯槽膿漏の原因の周りには、たくさんのリスクファクター(増悪因子)があります。
例えば、タバコ、ストレス、食習慣、薬の長期使用、全身疾患、生活習慣、体調、歯並び、老化などがあります。また、歯周病・歯槽膿漏になりやすい病気(糖尿病、白血病、など)、遺伝的疾患も多数あります。これらは、直接的原因ではないですが、身の回りのちょっとした要因が、歯周病・歯槽膿漏を増悪させるのです。